バイクの売れ行き

レンタルバイクガレージ

最初は、需要と供給の需要について調査します。ガレージの需要に影響する指標を集めてみます

  • バイクの売れ行き
  • バイクの価格変動
  • バイク免許の取得数
  • ガレージを必要とする人

これらの指標について調査・考察していきます

バイクの売れ行き

2010年までバイクの登録者数は、若者の人口増減と共に推移します。1990年までは増加し、その後2010年まで減り続けます。2010年で一旦下げ止まりとなり、その後は横ばいとなっています。2010年以降も若者の人数が減っていることを考えると、この頃にバイクの購入層が変化したことが分かります。専門家は、この変化をバイクが単なる移動の手段から趣味として使用されていると分析しています。リターンライダーの増加やSNSによりバイクが見直されたことが原因と言われています。微増します。以降はまで下がり続けます。増加とともに売り上げを伸ばしたピークを向かえた1990年代のバイクブーム終わり下がり続けてきた登録者数が2010年頃には下げ止まり、その後は年ごとの増減はありますが2010年は152万台、2021年は174万台と平均して1年で2万台のペースで増加しています。また、年間販売数も2010年から2020年の間で平均6万台となっています。販売数6万台と登録増加数2万台この差が廃棄数となります。2020年のデータを利用し廃棄率を計算してみると

廃棄率 =(前年バイク数+当年販売台数-当年バイク数)÷ 当年バイク数
2.3% ≒(  172万   +  6万  -   174万  )÷  174万

廃棄率は約2.3%となります。四輪車の廃棄率が6%前後なので、バイクのほうが2倍以上の長寿命であることが分かります。廃棄率が低いとは、一台のバイクが長い期間利用されている事です。中古市場にまわされても新たなオーナーに出会えれば、バイクの寿命は延び廃棄率は下がって行きます。
近年は、登録車数が増加し低廃棄率が続いています。こればバイク人口が増えている事を表しています。このバイク人口の増減については別の記事で調査しますが少々不思議な現象が起きています。

登録台数には、20代と70代の人口が影響すると言われています。20代は車やバイクを初めて所有する年齢で、70代は手放す年齢です。今日本では、20代の人口は減り続け、70代の人口は増え続けています。その影響で車の登録台数は減っています。しかし、バイクの登録台数は10年間増え続けています。これは凄いことです。バイクガレージが欲しくなるタイミングは、新規バイクを購入する時です。販売台数が、廃棄台数を上回っている今、レンタルガレージの需要は高くなっていると思います。


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