需要と供給 まとめ

レンタルバイクガレージ

調査結果の検討

調査結果と根本原因を纏めてみる
① バイク登録数は増加中 → バイクブームが要因
② 販売価格が高騰 → コロナとバイクブームが要因
③ 免許取得数増加 → コロナとバイクブームが要因
④ ガレージが必須な人がいる → 駐輪場がないマンション住まい等の方
⑤ 現実的な需要数 → 西湘地域での新規大型バイク登録は年間20台以下
⑥ 需要と供給のバランス → 現時点では供給不足

プラスの影響は①②③⑥の4つ。その中でバイクブームが要因となっているものが3つ。このバイクブームは若者が中心となって起こしたもの。バイクガレージを利用する人は生活に余裕のある30代以上の人。相反する要因である。つまりレンタルバイクガレージビジネスにとって①②③をプラス要因として捕らえてはいけない。また、⑥は非常に良い現象ですが、元々需要数が極小な業界。大手企業が参入すると直ぐに供給過多になる。個人が安易に参入するとコインランドリーの二の舞になる。

若年層の減少が問題となっている今、バイクブームが長期に続くとは思えません。需要の先細りが予想されます。レンタルバイクガレージビジネスへ参入は非常に難しいと思われます。

ビジネス展開について

一般にレンタルバイクガレージを運営するには

  1. 大手企業に土地を賃借しレンタルバイクガレージを運営してもらう
  2. ガレージの設計・建設、賃貸の運用管理を一つの業者に依頼する
  3. ガレージの設計・建設、賃貸の運用管理をそれぞれの業者に依頼する

上記3つの方法があります。1は持ち出しの金額はありませんが、借地契約となり利益は出ません。2は、加〇トランクやマ〇ンボックスが実施している方法です。HPによる賃借人の募集が充実しており、初心者でも参入しやすくなっています。3は各工程の業者を自分で選択する方法です。アパートの大家と同じ位置づけとなり、賃借人募集にも自らが積極的に動く必要があります。1の借地契約は一世代飛ばしと言われる相続の方法で利益は期待できません。2は3の初期投資費用は同じぐらいでした。実際に各企業に見積もって頂いた結果です。建築後の運用管理費については、大きくことなります。運用が容易で空室率は低くなるが経費が高いのは2。運用や空室率を下げる為に知識と努力は必要になるが経費が抑えられるのが3です

今回、3の方法でこの業界に参入しようと思います。理由は以下です

  • 小規模ガレージに適した土地を保有している
  • 居住用の賃貸借契約の実施と管理経験がある
  • バイクガレージを自分でも所持しており、必要な仕様を知っている

また、最終目的はガレージを満室にすることですが、ターゲットと戦略は以下です

  • ターゲットは大型バイク
  • 戦略は、価値の高いガレージを提供し既にガレージをレンタルしている人に移動して頂く

月額費用を鑑みて顧客ターゲットは大型バイクです。価値の高いガレージとは、バイクの出し入れが容易で、洗車やメンテナンスが出来るガレージです。一般に大手企業が提供しているガレージは、地面が砂利であったり出入口に段差やスロープがあり、充電設備や室内灯はありません。その為ユーザーから見ると不満の多いガレージとなります。この部分を解消したガレージを提供することにより、現在契約しているレンタルガレージから、こちらのガレージに移転してもらう事が目的です

一番の心配は、賃借人の募集です。全国展開している大手企業のHPにはかないません。恐らく満室になるまで時間が掛かると思われます。この部分の対処方法が今後の課題となります。

戦術と課題が決まったことで下記をテーマに記事を記載していきます

  • 必要な機能を列挙し実現方法を検討する
  • 大型バイクに効率の良い宣伝方法を検討する



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